禍福はあざなえる縄のごとし かよぷぅのおもっしょい毎日ぃ

目があう

家中舎に通うようになって2度目の春が来ようとしている。
築192年の屋敷を包み込むように古い樹が並んでいるのだけれど、
中庭に、群を抜いて古いと思われるコブコブの梅がある。
老木すぎて今年はもう花は無理なんじゃないか?と思っていたのだけど
どの梅の樹よりも早く 白い花を咲かせた。つぼみもいっぱいほころんでいる。
「たくましぃなぁ」とコブコブを撫でながら声をかけてしまう。
長唄三味線のお稽古で ちょうど梅が出てくる唄を習っているのもあって、
〝藪の鴬 気ままに鳴いて うらやましさの庭ぁ〜の梅ぇ〜〟と節が口をついて出た。
「ご機嫌かッ!」と自分に突っ込んだ瞬間、梅に羽を休めたメジロと目が合った。
「どんだけ自然やねん!!」
家中舎はそんな場所です。



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