禍福はあざなえる縄のごとし かよぷぅのおもっしょい毎日ぃ

女性の働き方図鑑 洋裁師

京都展示会

多くの女性は、いくつものカテゴリーに属しながら歳月を重ねている。

お嬢ちゃんと呼ばれ親が守ってくれる時代を経て 
○○さんのお奥さん、○○ちゃんのお母さん、○○サンちのお嫁さんという 様々な役目を背負って歳月を重ねていく。
その歳月、
家族の中で学んだ辛抱や、
子育てから得た知恵、仕事で得た技術、人付き合いの中で学んだ賢さ… 
それらを蓄えながら みんな年齢を重ねていく。

40代半ばを過ぎるころ
自分自身の未来を 今一度しっかり見つめてみようと考える人が多くなる。
50歳で退職して○○に挑戦しよう!
得意を生かして○○をしてみよう!
若いときには見逃していた自分の素質に目を向けられる人がとても多くなる。

サラリーマンを辞め、訪問専門の薬剤師さんになったり、家事の得意な女性を集めて ハウスキーパーの派遣をし始める人がいたり、自分で雑誌を作り出版する人がいたり
茶道を通して日本文化を世界に広める茶道伝道師がいたり……
とてもおもしろい起業者が大勢いる。
ハローワークに無い職業、MAPに無い道で 
イキイキと大成している人が多くいる。

青木みちこさんも そんな一人。

愛媛県大洲市で 去年 梅の咲く頃 洋裁師を育成するスクールを立ち上げた。
〝女性が社会進出しやすくなるように〟
洋裁に興味がある人たちに技術を学んでもらい、
洋裁の仕事につなげていく仕組みを創った。
その仕組みが ようやく少し形になり始めたところで、
『Atelier NUTE』としてドレスブランドを立ち上げ
日本各地から 衣装屋さんが 新作ドレスの買い付けに来る 展示会の出展にこぎ着けた。

この二日間、京都の有名ホテル数ヶ所に、人気ブランドや 指折りのブランドが集められていて、
そこには 全国から買い付けにきた式場経営者さん衣裳屋さんがあふれている。
そんな展示場の一角に
自分のブランドが並んでいることのすごさや
新潟や熊本など、これまで Atelier NUTE の存在を知ることも無かった人たちが、 
自分の作品に触れてくれている奇跡的な出来事が起こっていることを
本人は実感できないほど 必死で接客していた。

人材プロデューサーとして、ずっと伴走させてもらっているワタシはといえば 
「出展することが目的ちゃうんやでッ! お弟子さんの仕事や未来を背負ってここにいるんやでッ!!」と 
いつものごとく鬼のような檄を飛ばしつつ、
彼女の一生懸命の姿が 涙でにじむのを ドレスで拭いたり(笑)の繰り返し。

無我夢中でトライする彼女と2日間一緒にいさせてもらって
10歳 いや 15歳は若くなった気がする (笑) 

女性が本気で仕事に取り組む姿は とても美しいと思う。

じっと蓄えてきた様々な辛抱や しなやかさを
エネルギーに変えて表現する仕事には 底力があふれていると思う。
半端じゃない真摯な姿勢が 周りに感動と共感を拡げていくんだろうなぁ。

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